2017年07月01日

技能継承2

前回のブログで技能継承について投稿しました。
なぜ、技能の継承が難しいのか、考えてみています。
なかなか、これといった答えは見つかりません。
だから、技能と呼ばれるのかもしれませんね。

世の中の技術の進歩は、急激です。
何かの新しい技術が生まれると、それが、すごいスピードで
進化してゆきます。
しかも、技術継承という言葉はあまり使われません。
この点については、技術というものは、色々な形で、記録することができ、
それを見たり、勉強することで、理解することが可能で、それをベースに
次の進化を目指せます。
それに引き換え、技能というのはその技術を使いこなす能力という人間の
スキルレベルであり、反復訓練により、身についていくものであり、
全ての人が高いレベルの技能が習得できるという点で、難しいところがあります。

物つくりの世界でも同様で、ある技術の技能者を育てるためには、時間がかなり必要です。
ただし、物つくりの世界では、制作機械、工作機械の進歩により、ずば抜けた能力を
もつ技能者でなくても、要求する加工ができるようになってきています。
その点では、装置産業という流れになってきており、資金力のある製造メーカーが
大きなシェアを握る世界になってきています。

しかし、そんな中でも、ずば抜けた技能により、特殊な加工が可能となり、
オンリーワンの世界を作っている方も見受けられます。

このような明るい兆しも見えますが、技術を支える技能者を育てるのは時間がかかります。
企業は利益を追求しなければならず、技能者を育てる投資に費やす資源がの比率を下げざるを
得ない現状、技能習得に意欲を持つ人の減少、等々が技能継承の難しさの原因では
ないいでしょうか。

未来への投資という点では理解できても、目先に課題にどう対応するかができないと・・・。
こう言ったことを日々、考えながら、物つくりの一端を頑張っています。
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posted by 職人 at 11:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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