2017年04月01日

技能継承

この前、テレビで、技能継承という意味で、ツイッターの内容が話題になっていました。
西陣織の技能を、なんとか次の若い世代に継承してもらうと、ツイッターで、
呼びかけた話です。
日本の色々な分野での技能や技術の継承者がいなくて困っているのは、
同じなのですね。
ビジネスとしてうまくいっていれば、色々な方策が取れるのでしょうが、
難しい問題ですね。
技能研修所のような形で、技能を教えるビジネスとして考えれば、
教えることで、収入を得ることができます。
しかし、その技能を身に着けることにより、自分が将来、その技能によって、
より高い収入が得られることが見えていれば、この形でいいのでしょが・・・。

我々のような物つくりの世界も同じですね。
自動工作機械で、同品質のものが製造できる状況では、技能がどのように、
有効なのかが理解することが難しくなってきています。
どちらかというと、技能という、いわば職人の感覚が左右する世界より、
知恵や知識を使う世界の方が有望視されているようになってきているように
感じています。
品質レベルがある程度の水準で製造できれば、後は価格の問題で、
それを解決する方策に中心が行っているように思います。

しかし、物つくりの世界では、実用水準以上の品質で、作り続ける世界と
今までにない機能や性能を生み出す新製品の創出という世界があります。
その新製品・商品の創出の世界では、現状の物つくり技術・技能では対応できない
ことが多々あります。
そこを超えるためのplusアルファは、職人の世界のパワーではないでしょうか。
そのために、物つくりの世界を支える我々は、厳しい環境の中でも、
日々、技能継承、さらには向上を目指さねばならないのではないでしょうか。
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改めて、このようなことを考えさせられるテレビの内容でした。
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posted by 職人 at 16:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする